論作文対策について

2015年05月23日 19:10

 ここ数日、わけあって採点済みの国家一般職の模擬試験の論文を持って来られる方が多く、私が読むことが多いのですが、全員に言えるのが、

 問題文をよく読もう! 

 ということです。それなりには書けているのですが、今回のケースでは問題文をしっかり読んでいないために、「簡潔に」という指定があるのに長い分量で書いてしまったり、問題文が要求することを満たしていなかったり、という答案が多いです。

 本番は問題用紙を見た瞬間、一呼吸おいて、まずは「出題意図」と「問題文が要求する、必ず触れなければならない論点」を考えて、全体の構成の絵を頭の中に描いてください。文章力云々は、新聞社や出版社を受験するのではないですから、つけようとしなくて結構です。しかし、論文として筋が通っている、バランスが取れている、ということは非常に大切です。論作文は、文章力を試すものというよりは、思考力を試すものです。

 実は、面接もそうです。面接官の問いに的確に答える力が重要です。
 
 論作文の問題は「よく読む」、面接での問いかけは「よく聞く」(ただし面接の場合、考える時間はあまりありません)というクセをつけましょう。

 もう採点を受けることのできる模試などはないので、あとは論文マスターに掲載されている解答例にある論文の「型」の暗記、足りなければ、いままでの模試の模範解答や市販されている実務教育出版の論作文対策本などで「上手に書けている論文」を何本か読んでください。

 特に論作文が得意でない人(模試で概ね50点以下)は、裁判所、国家一般職の前にもう一頑張りしておきましょう☆

LEC東京リーガルマインド札幌本校公務員情報センター
総合プロデューサー/専任講師 小堀 学


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