「やりたい仕事」と漢字の話

2015年06月15日 18:52

【1】「やりたい仕事」
 「うちでどんな仕事をしたいの?君のプランは?」というのは面接でよく聞かれる質問ですが、
①補助金を出します。
②イベントやります。
 と多くのLEC生がとりあえず答えます。こうした施策は実際に官庁が実施しているので「答えちゃダメ」なものではないですが、①については財政上の制約がかかりますし、②については継続性がありません。「大卒の部」で受験する皆さんは、もっと勉強して(全国の事例などを調べて)、自分の頭で考えられるだけ考え抜きましょう。外国の事例を分析したって良いですよ。特に札幌市はすでに世界的な都市ですからね。

 また、 「やりたい仕事は?」と聞かれて、「まちづくりです」と答えるのも問題がないわけではありません。地方自治体はそのまちの「まちづくり」の事務局ですから、やっている仕事は広い意味で全て「まちづくり」だという意味で、あまり答えにはなっていません。しかし実際に札幌市には「まちづくり」の部局がありますし、「まちづくり」を主題化して答えるのは間違いではありません。ただ、その場合も、何をしたいのか、どのようなポイントでまちづくりをしたいのかを具体的に答えられるようにしましょう。

 その他に、この分野で2次対策のLEC生が「やりたい仕事」を語る際の言葉遣いで私が気になっているのが「まちを盛り上げたい」という言葉です。日本語としては間違っていませんし、使っても問題はありませんが、「飲み会を盛り上げたい」のとはわけが違います。「まちを活性化したい」「活力あるまちにしたい」「市民が経済的な豊かさだけでなく心の豊かさを感じられるまちにしたい」・・・などなどよく検討して言葉を豊富に使って欲しいです。地方創生【HP】という言葉なども調べておきましょう。

【2】漢字
 今後面接カード執筆の際に「ひらがな」の方がよいと思われる、よくある事例を列挙します。
 ポイントは「無理に漢字に直さない」「見たことのない漢字は使わない」です。
●その為に→そのために
●その事は→そのことは
●沢山→たくさん
●街づくり・町づくり→まちづくり
●障害者→障がい者※上田市政の広報さっぽろは「障がい者」と表記していました。いわゆる福祉業界的なところでは「障がい者」と表記する場合が多いです。法律などは一般的に「障害者」を使います。
●子供→子ども

LEC東京リーガルマインド札幌本校公務員情報センター
総合プロデューサー/専任講師 小堀 学


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